「三つ折り」とは?
「三つ折り」は、生地のほつれを予防する方法の一つ
生地を裁断すると、生地の切ったところがほつれてきてしまうことがあります。
そこで、このような生地の糸のほつれを予防する処理を行うことが必要になります。
その処理のやり方の一つが「三つ折り」です。
「三つ折り」ってどうやるの?
「三つ折り」は、次のようにします。
- ほつれてきてしまう布端部分を3重になるように2回折る。
- 布端を折ったら、ミシンで縫う。
例えば、3㎝の縫い代を三つ折りする場合、図で説明すると次のようになります。
①縫い代分3㎝折り上げ、アイロンで押さえます。
「アイロン定規」があると大変便利です!
②①を開き、先ほど付けたアイロンの線まで折り上げる。
③②にもアイロンを当てる。
➀②で付けたアイロンの線でくるくると折り上げれば「三つ折り」の完成です!
こうして三つ折りをすることで、布端のほつれ部分が内側に隠れ、きれいに仕上がります。
「三つ折り」は、次のような場面で使われることが多い方法です。
- シャツの裾や袖口
- スカートの裾
- ズボンの裾
- ポケット口
洋服などを作る際にとても大切な用語なので、ぜひ覚えておきましょう!