「地の目線」とは?型紙の配置に重要な生地の向きを解説
「地の目」ってなに?
型紙を見ると、よく出てくる「地の目」。
中には「地の目」と書いておらず、矢印の記号で記されているものもあります。
この「地の目」って一体何なのでしょう?
これは、裁断をするときの生地の方向を指しているのです!
織物である布帛(ふはく)生地をよ~く見ると、糸が直角に交差して織られていることがわかります。
そのそれぞれを「たて糸」「よこ糸」と呼ぶのですが、
生地の耳(端のほつれない部分)に平行な糸が「たて糸」、垂直な糸が「よこ糸」になります。
この「たて糸」の向きを表しているのが、「地の目線」なのです!
「地の目線」ってどう使うの?
では、型紙に記してある「地の目線」はどうやって使えば良いのでしょうか?
生地に型紙を置いて裁断する際に、下のように置きます。
つまり、生地のみみ(たて糸の向き)と型紙の地の目線が平行になるように置けばいいのですね♪
難しいようですが、一度覚えてしまえば、とっても簡単♪
とっても重要な用語なので、忘れてしまいそうなときは、またこちらのページを読み返してみて下さいね!